2016年9月27日

ドキュメンタリー映画「スネーク・ダンス」上映×菅野潤ピアノ・リサイタル


ベルギー人監督マニュ・リッシュ(Manu Riche)のドキュメンタリー映画「スネーク・ダンス」は、原子爆弾の起源についての物語です。
原子爆弾は、当時ベルギーの植民地であったコンゴのウランから生まれ、ニューメキシコ州で科学者たちによって造られ、日本で試された。舞台は、アフリカ、北米、アジアの3つの大陸に及び、現代的な視点で綴られています。
また、ドイツの美術史家で思想家のアビ・ヴァールブルク氏を隠れ案内人に見立て、英国とアイルランドの国籍を持つ作家パトリック・マーンハム氏がナレーションを務めます。
そして音楽は、日本人ピアニスト菅野潤氏がベートーヴェンとショパンを演奏しています。菅野氏が演奏するのは、広島に原子爆弾が投下される少し前に、物理学者のオットー・フリッシュがロス・アラモスで弾いた曲です。
上演当日は、同映画で音楽を担当した日本人ピアニスト菅野潤氏のリサイタルが行われます。

ドキュメンタリー映画「スネーク・ダンス」
監督:マニュ・リッシュ / 共同制作:パトリック・マーンハム /音楽:菅野潤
( 2012年、ベルギー・アイルランド・オランダ、77分)

《公演スケジュール》
2016年10月3日(月)
京都コンサートホール 小ホール(アンサンブルホールムラタ)
2016年10月5日(水)
せんだいメディアテーク(宮城)
2016年10月7日(金)
広島大学サタケメモリアルホール
2016年10月9日(日)
とぎつカナリーホール(長崎)

2016年9月21日

「sutra (スートラ)」

sutra © Hugo Glendinning
日本にも熱狂的なファンを持つシディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui) が、世界各国で空前のヒットを続ける作品「sutra(スートラ)」を引っ提げて、待望の再来日を果たします。
出演するのは、厳しい仏教の戒律に則って修行をする僧侶たち。
中国には複数の少林寺が存在しますが、「sutra」に出演するのは、中国政府から仏教の重要拠点として唯一指定を受けた本家少林寺の僧侶たちです。
主演・演出・振付を手掛けるシディ・ラルビ・シェルカウイは、少林寺に2カ月滞在し、現役の僧侶たちと共に本作品を創り上げました。

少林寺の鍛え抜かれた僧侶たちによる一糸乱れぬ群舞、迫力のアクロバット、そして華麗な演出が魅力の本作は、ダンスファンのみならず、大人から子供まで幅広い客層を魅了し、各地でソールドアウトを記録しています。また、欧州で大きな影響力をもつダンス専門誌「バレエ・タンツ」で最優秀作品を受賞したのをはじめ、異文化の芸術的融合が評価され、アート、文学などの功労者に送られるヨーロッパ最大の文化勲章カイロス賞も受賞しています。
世界中でソールドアウトを記録する大ヒットエンターテインメントをお見逃しなく。

公演日:2016年10月1日 (土) & 10月2日 (日)
会場: Bunkamura オーチャードホール
出演: シディ・ラルビ・シェルカウイ、少林寺武僧

2016年9月14日

WEWANTOSEE 日本・ベルギー国際交流美術展in金沢


「WEWANTOSEE (ウィーワントゥーシー)日本・ベルギー国際交流美術展in金沢」は、日本・ベルギー友好150周年を記念する文化事業の一環として、両国の美術作家32名が参加する国際交流美術展です。
金沢市は、中世の面影を色濃く残すベルギー・ゲント市の姉妹都市として、45年に及ぶ厚みのある国際交流の実績があります。本展は、今後の文化交流と異文化理解にさらなる深みをもたらす事を目的としています。
フランダースからは、マルニックス・エヴェラールト(Marnix Everaert)、ディエテル・ドゥ・ラチュウェル(Dieter De Lathauwer) などの作品を展示。
また、会期中はコンサートやフォーラムなども行われます。
北陸新幹線の開通で身近になった金沢に、秋の行楽も兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか。

会期:2016年9月28日(水) ~  10月9日(日)
           10:00 ~ 18:00  (金・土曜日20:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(地下1階)
料金:無料

2016年9月8日

巡回展「ポール・デルヴォー版画展」さまよえる夢を求めて ー幻想のヴィーナスたちー


日本とベルギーの外交樹立が150周年を迎えるのを記念して、ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家ポール・デルヴォー(Paul Delvaux)の版画展が開催されます。
デルヴォーは、1966年より本格的に版画制作を開始し、その多くはカラーもしくはモノクロームのリトグラフです。ハッチングの黒い描線の積み重ねが画面を支配する彼の版画は、油彩にはない重厚な陰影の世界を生み出しました。そこにはシュルレアリスムだけに限定されない複雑で豊かな裏付けがあることを物語っています。
今回、デルヴォーが生涯制作した版画の大半を所蔵する姫路市立美術館のコレクションから、幻想のヴィーナスたちを紹介します。
本展は、岐阜県から千葉県そして愛知県へと巡回していきます。

《巡回スケジュール》
2016年9月10日(土) ~ 10月16日(日)
大垣市スイトピアセンター アートギャラリー (岐阜県)

2016年10月22日(土) ~ 11月27日(日)
市川市芳澤ガーデンギャラリー  (千葉県)

2016年12月3日(土) ~ 2017年1月22日(日)
田原市博物館  (愛知県)

2016年9月2日

ベルギー近代美術の精華展


8月25日(木)まで姫路市立美術館にて開催されていた日本・ベルギー友好150周年記念「ベルギー近代美術の精華展」が、島根県立美術館に巡回します。

ベルギーはオランダやドイツ、フランスといったヨーロッパの大国と国境を接し、「ヨーロッパの十字路」と呼ばれ、古来多様な文化の影響を受けてきました。ベルギーの近代美術はフランスの影響を受けながらも、独特の作品を生み出します。クールベに影響を受けたレアリスム、熱狂的にスーラを受容した印象派からクノップフらを輩出した象徴派、そしてフランダース、オステンド出身のジェームズ・アンソールが描く重厚で激しい作品に代表される表現主義、さらにこれらの美術の流れを継承しながら、フランスとは異なる展開をみせたデルヴォーとマグリットによるシュルレアリスム。
本展では姫路市立美術館のベルギー美術コレクションを中心に、日本国内の美術館の所蔵品69点で、レアリスムからシュルレアリスムに至るベルギー近代美術の流れをたどります。

また、会期中は様々な関連イベントが催され、当センター館長とベルギー・フランダース政府観光局の須藤局長による対談イベントも行われます。ベルギーとはどんな国か、観光名所や名物の食べ物、歴史、文化などについて楽しく対談いたします。

会期: 2016年9月3日(土) ~ 10月19日(水)
会場: 島根県立美術館 

トークイベント「もっと知りたい!ベルギー」
日時: 9月3日(土) 13:30開場 14:00開演
会場: 美術館ホール (190席)
講師: ベルギー・フランダース政府観光局 日本地区局長 須藤美昭子
    公益財団法人フランダースセンター館長 ベルナルド・カトリッセ