窓の表面/スロー&テンス アトモスフィア

精神性と社会の関係を描くサラ・ヴァン・マルクェの世界

「窓の表面」と題したこの展覧会は、ガラスに反射した表面を示しています。その表面は、自身の精神性を指し、窓から眺めた外の世界は、社会を指しています。アーティストたちの作品からその精神性と社会の関係を掲示し、様々な同時代性に共鳴する表現が集います。この写真をテーマとした展覧会は、写真芸術との接点を見いだすことができる他、現代美術のアーティストも含めて、10年の間に 定期継続(隔年開催)するタイムプロジェクトとして活動していきます。京都という場の精神性に通じた意識の中、スロー&テンスアトモスフィア(ゆっくり、 そしてその緊張感)をテーマに、京都から世界へ発信する同時代のアーティストたちにおけるムーブメントとなることを目指しています。第一回は、日本と韓国を中心に、ベルギー、スイス、マレーシアのアーティストを紹介いたします。

2009年12月2日 – 2009年12月13日
場所 京都市国際交流会館