池田+プラテル+ヴォルドンク「ナイン・フィンガー」

ローザスを牽引する日本人ダンサー、ベルギーで注目を集める俳優、気鋭振付家。3人の異才の出会いが奇跡のパフォーマンスを生み出す。フィジカルな俳優、ベンヤミン・ヴォルドンクと、ドラマティックな踊り手である池田扶美代が、プロデューサーかつ振付家アラン・プラテルを繋ぎ役として、想像力に訴える芸術の力を結集して共に創作。ナイジェリア出身のアメリカ人ウゾディンマ・イウェアラによる処女作「Beasts of No Nation」を、ウォルドンクが胸をえぐられるような素材として提示。物語に登場するアフリカの少年兵の目を通して戦争の邪悪さを訴える小説をもとに、現代の世界が直面する課題と人類そのものの未来を痛切に問いかける。

舞踊や演劇といったジャンルを超えた手法で扱い、ヨーロッパ各国で既に50回以上の上演を重ねて高い評価を得ている本作品「ナイン・フィンガー Nine Finger」(2007年初演)を、埼玉公演(2010年2月6日、7日)に続き上演いたします。(上演時間 約1時間)
【演目】「ナイン・フィンガー Nine Finger」(2007年初演)
【構成・演出・振付・テキスト】池田扶美代、ベンヤミン・ヴォルドンク、アラン・プラテル
【出演】池田扶美代、ベンヤミン・ヴォルドンク
各日終了後、出演者によるポスト・トークあり。

画像:(c) Herman Sorgeloos

2010年2月10日 – 2010年2月12日
場所 アイホール(伊丹市立演劇ホール)