インシデンタル・アフェアーズうつろいゆく日常性の美学展

ベルギー・フランダース生まれ、メキシコ在住の現代アーティスト、フランシス・アリスが参加。
インシデンタル(incidental)とは、「偶発的な」と「とるに足りない」などの意味を持ちます。
日常生活の中で私たちを取り巻く物事は、刻一刻と変化し、その変化や偶発性をうつろいゆく美として捉えることで、普段の何気ない事柄が新たな美意識として甦ります。
本展では、この「インシデンタル」という言葉をキーワードに、国内外で活躍する現代アーティスト17名の作品を通して、現代の新しい美意識を探り、私たち の日常的な感覚の中に潜む新たな価値観や感覚を呼び起こします。

画像: Francis Alÿs In Collaboration with Rafael Ortega Cuentos Patrióticos (Patriotic Tales) 1997 金沢21世紀美術館蔵
Single channel video installation and one framed text panel installation view at the Sammlung Goetz, May 26 – October 11, 2008
Courtesy Sammlung Goetz and David Zwirner, New York
Photographer: Nic Tenwiggenhorn, Berlin

 

2009年3月7日 – 2009年5月10日
場所 サントリーミュージアム[天保山]