ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ

ブリュッセルにあるベルギー王立美術館のコレクションから、ベルギーならびにフランスの画家による油彩画約70点を展示。19世紀におけるベルギー絵画のあゆみをご紹介します。
ベルギーの首都ブリュッセルにある王立美術館は、古典美術館と近代美術館の二つの美術館から構成されており、15世紀から20世紀までの名品約2万点を有する同国最大のコレクションを誇っています。そのコレクションのなかから選りすぐった近代絵画約70点を展示します。ベルギーでは、フランドル地方と呼ばれた時代からブリューゲル、ルーベンスなどの優れた芸術家を輩出し、ヨーロッパを代表する作品が描かれてきました。19世紀に入り、バルビゾンからフォーヴィスムに至るまで、隣国フランスの芸術運動を取り入れつつ、冷たい北方の気候を描 いた風景画、神秘的な室内画、流麗な装飾芸術などベルギー独自の芸術を展開しました。本展では、フランス芸術がどのようにベルギーの画家たちに影響を与え、開花し、またベルギーから逆に発信されたのかを探っていきます。

関連イベント:
・ギャラリートーク(当館学芸員による解説)
【小・中学生と保護者対象】 9月19日(土)、9月26日(土)いずれも13:30~
【一般対象】 9月18日(金)、9月25日(金)いずれも17:30~

・開催記念上映会「タンタンの冒険」無料・定員250名様
日時:10月10日(土)~12日(月・祝)
会場:損保ジャパン本社ビル2階(美術館と同じビル)
※事前参加申込み要。参加申込み詳細は当館HPをご参照願います。

2009年9月12日 – 2009年11月29日

場所 損保ジャパン東郷青児美術館