PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015

PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015とは、京都市美術館および京都府京都文化博物館を中心に、複数の会場を連携させながら2カ月間にわたり開催される京都初となる大規模な現代芸術の国際展です。国際交流と文化の集積地である京都を舞台に、世界の第一線で活躍する作家約40名が作品を発表します。
ベルギーからはビジュアルアーティストのアナ・トーフ(Ana Torfs)が参加。植物のラテン語学名への興味から始まるインスタレーション作品「Family Plot」の展示を予定しています。

会期:2015年3月7日(土) ~ 5月10日(日)
会場:京都市美術館、京都府京都文化博物館ほか

Ana Torfs © photo: Lars Gundersen

アナ・トーフ(Ana Torfs)
1963年ベルギー・モルツェル生まれ、ブリュッセルを拠点に活動。
ルーヴェン・カトリック大学のコミュニケーション科学修士課程およびシント=ルーカス・ブリュッセル美術大学の映像学修士課程を修了。ビデオ、版画、スライド投影、フィルム、サウンド、写真、シルクスクリーン、タペストリーなど、様々なメディアを用いる。トーフの作品では、テキスト/言語とイメージとの関係性あるいは緊張関係が中心的な役割を担っており、併せて表象、解釈、翻訳といった関連行為も重要な役割を果たしている。
デュッセルドルフ・ゲネラリ財団のK21(「Album/Tracks A+B」2010)、ブリュッセルのWIELS現代美術センター(「Echolalia」2014)などで個展を開催。また、国内外の展覧会に数多く参加しており、日本でも、京都国立近代美術館(2013年)および東京国立近代美術館(2014年)にて行われた巡回展「映画をめぐる美術——マルセル・ブロータースから始める」に出品している。