ステファン・ヘルトマンス作「戦争とテレピン油」出版!「フランダースの声」第4弾

「戦争とテレピン油」

ステファン・ヘルトマンス著、新目亜野訳。

ベルギー・フランダース文学の「現在」を紹介するシリーズ「フランダースの声」第四弾。 「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」2016年のベスト10作品。各書店、各種オンライン書店、出版元「松籟社」直販サイトよりお求めいただけます。

*公益財団法人アーツフランダース・ジャパン及び、フランダース文学基金は日本語訳本の刊行につき助成・協力を行っています。

松籟社直販サイトはこちらをクリック

ステファン・ヘルトマンス  (Stefan Hertmans)  (

Stefan Hertmans ©Nick Hannes

ベルギー・オランダ語圏の詩人・作家。1981年に小説家としてデビュー後、詩、エッセイ、戯曲、小説を多数発表。国内あるいはオランダ語圏の文学賞をたびたび受賞し、本書『戦争とテレピン油』では権威あるAKO文学賞を獲得した。オランダ語圏での評価の一方で国際的には知名度が低かったが、本書がはじめて英訳されWar and Turpentineのタイトルで刊行されると、「ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー」の2016年ベスト10の一冊に挙げられるとともに2017年のマン・ブッカー国際賞の候補作となるなど注目を集め、作者ヘルトマンスの名は世界的に知られることとなった。次作De bekeerlingeも高い評価を獲得し、英訳版The Convertも英米のメディアで好評を博している。