ルギー近代絵画のあゆみ バルビゾン派、印象派、フォーヴ

ブリュッセルにある王立美術館より、ベルギー美術史を代表する69点を展示。フランスの芸術運動との関係にも注目します。
ベルギーの首都ブリュッセルにある王立美術館は、古典美術館と近代美術館の2つの美術館から構成されており、15世紀から20世紀までの名品約2万点を有する同国最大のコレクションを誇っています。そのコレクションのなかから選りすぐった近代絵画69点を展示します。
バルビゾン派から印象派、さらにはそれを科学的に発展させた新印象派、純色を大胆に使いそのコントラストで強い印象を与えたフォーヴ(野獣派)に至るまで、フランスの芸術運動の影響を受けながら、ベルギーの芸術が発展していった様子を紹介します。
本展を通じて、コローやクールベなど、19世紀のフランスで活動したバルビゾン派の画家たちの作品が、いかにしてベルギーの画家たちに受け入れられたか、またのちに続くフランス国内外の画家たちにどのような影響を与えたかを知ることができます。

画像 ピエール・ボナール「逆光の中の裸婦」1908年 ベルギー王立美術館
2009年4月18日 – 2009年7月5日
場所 山梨県立美術館