ベルギーフランドル交流センター (Flanders Center)

基本情報

ベルギー北部に位置するフランダース

ヨーロッパの民族・言語・文化の十字路にあるフランダース。 さまざまな要素を取り入れて作り上げられた文化の魅力をみつけてください

フランダースの位置

フランダースとは、オランダ語圏のベルギー北部地域のことをいいます。北はオランダ、南はフランスそして東はドイツに国境を接しており、西側は、北海に面して65kmにわたる海岸が広がっています。これは海運、貿易、観光、レジャーなどに絶好の位置です。

文化の十字路に位置して

フランダースはこの好条件のロケーションゆえ、様々な面で大きな恩恵を受けています。 ヨーロッパ文化の十字路に位置した歴史が、現代の国際ビジネス世界で活躍するための企業家精神を育み、主要な文明が交錯することにより、常に豊かな文化が興隆することとなったのです。

中世から絵画芸術が盛んなフランダースでは、ブリューゲル、ルーベンスなどのフランドル派の画家たちは言うまでもなく、20世紀の象徴主義画家スピリアールト、印象派のペルメーク、1960年代のパナマレンコなど、多くの有名芸術家を輩出しています。

芸術作品を目当てに訪れる観光客は多いのですが、フランダースの魅力はこれだけではありません。食文化も高い評価を得ており、フランダース生まれのファッション、ダンス、音楽は、その斬新な魅力で世界中の人を夢中にさせています。

フランダースの言語

フランダースで話されている言語はオランダ語です。オランダ語はヨーロッパでおよそ2,000万人が用いており、ヨーロッパ言語の中で6位につけています。

フランダースの主要都市

アントワープは世界でも10位以内に入るおしゃれな都市として有名で、雑誌などでよく取り上げられています。アントワープに世界有数のダイヤモンドの取引センターがあることはよく知られていますが、徐々にファッションとデザインの都市として発展しつつあります。

中世の姿をそのまま残す運河と港の町ブルージュは、日本で最もよく知られているベルギーの都市でしょう。「北のヴェニス」とも呼ばれるこの町はいつも世界中の観光客を惹きつけています。

フランダースの首都ブリュッセルは、国際都市としての性質を帯びています。ベルギーの首都でありヨーロッパの首都でもあるこの都市には、国連とNATOの本部があります。

フランダースの獅子について

フランダースのシンボルに使われている獅子は、12世紀以来使用され続けてきたものです。フランダースの軍勢が“黄金拍車の戦い”でフランス軍を打ち破った1302年7月11日、フィリップ・ヴァン・デ・エルザスの紋章に初めて使われました。この戦いでフランダースは政治的独立を果たし、それを記念して、この日は今日でもフランダースの祝日に制定されています。

フランダースの歴史

13世紀、フランダースは繁栄のさなかにありました。貿易と芸術の都市として有名なイーペル、ゲント、コルトレイクそしてブルージュも、過去にもたびたび侵略を受け、とうとうフランスに占領されました。しかし、これにより強烈な独立精神がフランダース人に芽生え、1302年7月11日“黄金拍車の戦い” でフランスに勝利します。

16世紀には、ブリュッセルとアントワープが経済の中心地となり賑わいを見せていました。しかし、フランダースはスペインに占領されてしまいます。その後もオーストリア、フランスと引き続き他国の支配を受け、1815年にナポレオンがワーテルローの戦いで敗れるまでこうした状況が続きます。やがてオランダの一部となりますが、1830年にベルギーが独立するに際してフランダースも自主統治の権利を奪回しました。

1930年、フランダースとワロン(ベルギー南部フランス語圏)はそれぞれに統一言語を用いることに法的に合意しました。 1970年代からフランダース地域、ワロン地域、ブリュッセル地域に関するさまざまな法制改革と再定義が行われ、ベルギーは連邦制となりました。

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