2015年2月25日

舞台「メフィストと呼ばれた男」 ふじのくに⇄せかい演劇祭2015

Mefisto For Ever 写真:日置真光
ふじのくに⇄せかい演劇祭 (WorldTheatreFestivalShizuoka under Mt. Fuji) は、毎年「演劇で世界と静岡をつなぐ」というコンセプトで開催されており、国内外から5000 人以上もの観客が訪れる世界的にも注目を集めている日本最大級の演劇祭です。
今年は、ベルギーを代表する作家トム・ラノワ (Tom Lanoye) の戯曲「メフィストと呼ばれた男 (Mefisto For Ever)」を日本初上演します。本作品は、ドイツの作家クラウス・マン (Klaus Mann) が1936年に発表した小説「メフィスト(Mephisto)」を大胆に翻案したもので、ドイツ語およびフランス語に翻訳出版されています。
上演時間が3時間(予定)にも及ぶ本作は、静岡県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督を務める宮城聰氏の演出およびSPACメンバー出演による新作であり、今演劇祭の目玉演目でもあります。
ヒットラー政権下、時代に翻弄される天才俳優の姿を通し、「芸術とは、劇場とは何か?」を問う社会派作品。ベルギー国内はもとより、ヨーロッパで高い評価を得ているラノワの舞台作品が、日本で堪能できる機会をお見逃しなく。

ふじのくに⇄せかい演劇祭
会期:2015年4月24日(金) ~ 5月6日(水)

公演タイトル:「メフィストと呼ばれた男(Mefisto For Ever)」/ トム・ラノワ作
                          日本語上演/英語字幕
上演時間:180分(予定)
公演日時:2015年4月24日(金)18:30、4月25日(土)13:00、4月26日(日)18:00
会場:静岡芸術劇場 Shizuoka Arts Theatre

トム・ラノワ ( Tom Lanoye)
1958年ベルギー・フランダースのシント・ニクラースに生まれる。1985年に「Een slagerszoon met een brilletje」で文壇デビュー。現在、アントワープと南アフリカのケープタウンを拠点に、小説、戯曲、詩など、多岐に渡る執筆活動を行う。2010年、当センター主催のフランダース文学翻訳セミナーのゲストとして初来日。2013年11月刊行の短編集「フランダースの声 現代ベルギー小説アンソロジー」には初期の短編作品が収録されており、ラノワ作品の日本語への翻訳はこれが初めてである。

2015年2月24日

ローザス「ドラミング」日本公演


ベルギー・ブリュッセルを拠点に、30年以上の長きにわたり世界のコンテンポラリー・ダンス界をリードしているローザス (Rosas)が、5年ぶりに来日。世界中の熱いラブコールに応え、上演を続けてきた代表作のひとつ「ドラミング (Drumming) 」 を、ついに東京芸術劇場プレイハウスにて公演します。衣装デザインを手がけるのは、ベルギーを代表するファッション・デザイナー「アントワープ・シックス(Antwerp 6)」のひとり、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)。
総勢12 人のダンサーが織りなす、片時も目が離せないスピーディーかつシャープな展開が、見るものをスリリングで機知に富んだ“ローザス・ワールド”へと誘います。
ピナ・バウシュ後継者のひとりとも言われ、世界のダンス・シーンの注目を集め続けるアンヌ・テレサ・ドゥ・ ケースマイケル(Anne Teresa de Keersmaeker)率いるローザスの待望の来日公演を、世界トップクラスのデザイナーの衣装と共にお楽しみください。

日時:2015年4月16日(木) 19:30、17日(金) 19:30、18日(土) 14:00
会場:東京芸術劇場プレイハウス
振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽:スティーヴ・ライヒ<ドラミング>
衣装デザイン: ドリス・ヴァン・ノッテン
出演:ローザス・ダンサーズ

2015年2月9日

Enjoy Classic クラシックx講談 Vol.3


大阪の新しいランドマーク「あべのハルカス」近鉄本店ウイング館8階「近鉄アート館」では、クラシック音楽に親しんでもらうために、正統派クラシックをストーリーテラーが解きほぐしたり、異なるジャンルがコラボレーションしたりするなど、子供から大人まで幅広く楽しむことができる公演プログラムが企画されています。初演を2014年5月25日・第2回を10月19日に開催し好評をいただき、今回シリーズ第3弾が開催されます。演目は3部構成で、第1部ではベルギーの劇作家モーリス・メーテルリンクの「青い鳥」を題材として随所に効果的なクラシック音楽を盛り込み、講談師の旭堂南青氏書が語りで皆様を心癒される物語の世界へいざないます。
また、第2部ではフランダース地方が生んだ作曲家”ジェズアルド”のドラマティックな人生にスポットをあて、クラシック音楽と旭堂南青氏の講談という異文化のコラボレーションをお楽しみいただきます。
1部・2部共に台本はこの公演に際して書き下ろしたものです。

~ 音楽が語り、言葉が奏でる ~
Enjoy Classic クラシックx講談 Vol.3

日時:2015年3月1日(日) 開場 15:30   開演  16:00
会場:近鉄アート館

チケットに関するお問い合わせ・ご予約は、近鉄アート館チケットセンターまで。

2015年2月5日

PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015


PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015とは、京都市美術館および京都府京都文化博物館を中心に、複数の会場を連携させながら2カ月間にわたり開催される京都初となる大規模な現代芸術の国際展です。国際交流と文化の集積地である京都を舞台に、世界の第一線で活躍する作家約40名が作品を発表します。
ベルギーからはビジュアルアーティストのアナ・トーフ(Ana Torfs)が参加。植物のラテン語学名への興味から始まるインスタレーション作品「Family Plot」の展示を予定しています。

会期:2015年3月7日(土) ~ 5月10日(日)
会場:京都市美術館、京都府京都文化博物館ほか

Ana Torfs © photo: Lars Gundersen
アナ・トーフ(Ana Torfs)
1963年ベルギー・モルツェル生まれ、ブリュッセルを拠点に活動。
ルーヴェン・カトリック大学のコミュニケーション科学修士課程およびシント=ルーカス・ブリュッセル美術大学の映像学修士課程を修了。ビデオ、版画、スライド投影、フィルム、サウンド、写真、シルクスクリーン、タペストリーなど、様々なメディアを用いる。トーフの作品では、テキスト/言語とイメージとの関係性あるいは緊張関係が中心的な役割を担っており、併せて表象、解釈、翻訳といった関連行為も重要な役割を果たしている。
デュッセルドルフ・ゲネラリ財団のK21(「Album/Tracks A+B」2010)、ブリュッセルのWIELS現代美術センター(「Echolalia」2014)などで個展を開催。また、国内外の展覧会に数多く参加しており、日本でも、京都国立近代美術館(2013年)および東京国立近代美術館(2014年)にて行われた巡回展「映画をめぐる美術——マルセル・ブロータースから始める」に出品している。