2013年9月27日

「In Catwalk Chaos 2」写真展


In Catwalk Chaos 2」写真展を撮影して、ご自身のブログ、ホームページ、Facebook、Twitter (mixi は除く)にてご紹介ください。展示作品、会場全体など被写体の選択は問いません。

写真をアップロードされましたら、そのリンク先を info@flanders.jp までお知らせください。
これで応募は完了です。
当館にて厳正なる審査を行い、「6+ ANTWERP FASHION」写真集を5名様に、マルレーンの直筆サイン入り写真を2名様にプレゼントいたします。

どなたでも参加できますので、この機会にぜひプレゼント獲得のチャンスを掴んでみてください。締切は10月9日(水)。皆さまのご応募をお待ちしております。

2013年9月6日

池田扶美代×山田うん 『amness』


常に世界をリードし続けるベルギーのダンスカンパニー「ローザス」をアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと共に結成した池田扶美代は、ダンサーとして30年以上ものキャリアを有し、近年はアラン・プラテルやティム・エッチェルスなどヨーロッパの第一線のクリエイターと組んで、先鋭的な作品を精力的に発表しています。その彼女が次なる創作相手として初の日本人ダンサー・振付家の山田うんを選び、新作「amness」(アムネス)を共同創作しました。
使用曲はJ.S.バッハ「パッサカリアとフーガ」などのオルガン曲。音源はオルガンではなくブリュッセルを拠点に活動する音楽集団BL!NDMANによるサックス五重奏を使用し、バッハの持つ壮麗さ、誠実さ、そしておおらかさを2人の身体だけで見事に体現しています。今秋オーストリアにて開催される国際フェスティバル「Steirischer Herbst Graz」にてワールドプレミアを迎える本作。日本とベルギーを拠点に第一線を走り続けるトップダンサーふたりによる奇跡のデュオをお見逃しなく。
池田扶美代と山田うんによる製作記録ブログは日々更新中です。

公演日:2013年10月18日(金) 19:30 開演、10月19日(土) 16:00 開演、
    10月20日(日) 16:00 開演
会場: KAAT 神奈川芸術劇場 〈中スタジオ〉  

写真 © Hirohisa Koike
池田扶美代
1962年大阪生まれ。1979年モーリス・ベジャールのムードラ(ブリュッセル)に入学。同校でアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルと出会い、1983年共にローザスを結成。ローザスの多くの映画やビデオ作品にも参加し、ジャンルを超えて活動を広げる。2007年以降は自身の作品も創作。アラン・プラテルとベンヤミン・ヴォルドンクと共に創った「ナインフィンガー」が2010年に、イギリスの演出家ティム・エッチェルスとのコラボレーション「in pieces」が2012年に、日本でも公演された。

山田うん
器械体操、バレエ、舞踏などを学び、1996年から振付家として独自の創作活動を始める。2002年にCo.山田うんを設立。現在はダンス作品のみならず、多方面にわたり身体を媒体とした活動を展開している。

写真 © Guy Kokken
BL!NDMAN
1988年にサックス奏者エリック・スレイへム(Eric Sleichim 1958生まれ) が設立し、今年25周年を迎えるブリュッセルを拠点にするミュージックアンサンブル。今回「amness」(アムネス)に参加した「sax」演奏のほか、若手による「drums」、「 strings」、「 vox」と合わせた4部門の集合体として、他分野との境界線を模索しながら新たな演奏手法を生み出している。チューバックスとエレクトロニクスを融合することで驚異的な演奏法を生み出し、バッハの時代の巨大なパイプオルガンの重低音まで再現している。

2013年9月5日

マルレーン・ダーニエルス「In Catwalk Chaos 2 」写真展

2013年、アントワープ王立芸術アカデミーが創立350周年を迎えました。
そして、ドリス・ヴァン・ノッテン、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクなど80年代初頭の卒業生で知られる「アントワープ・シックス(アントワープ6人衆)」を筆頭に、世界トップクラスのファッションデザイナーを次々と世に送り出しているファッション科は、開設50周年を迎えます。これを祝って、アントワープでは1年を通して様々なイベントが行われます

そして当センターでも、アントワープ王立芸術アカデミー創立350周年とファッション科開設50周年にちなみ、ファッション写真を中心に活躍する写真家マルレーン・ダーニエルスの「In Catwalk Chaos 2」写真展を開催いたします。


マルレーン・ダーニエルス(Marleen Daniels)は、アントワープを拠点にルポルタージュ写真を中心に、ポートレート、ファッション関連、広告など幅広いジャンルで創作を行っている写真家です。90年代からはファッション分野に力をいれており、「ELLE」、「Marie Claire」など日本にも馴染み深いファッション雑誌に作品を提供するほか、主にベルギー出身デザイナーたちによるショーの模様やその舞台裏を撮り続けています。現場の臨場感を捉えた彼女の作品は、華やかなステージとは異なる魅力で私たちを惹きつけてやまみません。
本展は、2008年に当センターにて開催の「In Catwalk Chaos」写真展から5年ぶりとなるシリーズ第2弾です。

会期 2013年9月24日(火) ~ 2013年10月6日(日)
月〜金 10:00〜17:00 土・日・祝 12:00〜18:00
場所 Flanders Center
共催 公益財団法人大阪国際交流センター

2013年9月3日

「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展

エミール・クラウス「野の少女たち」
姫路、東京、石川と巡回してきた「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展が愛知県に上陸、開館5周年を記念して碧南市藤井達吉現代美術館にて開催されます。
隣国フランスから点描で描くシニャックらの新印象主義の影響を受けたベルギーの印象派は独自の発展を遂げました。本展では、その立役者である画家エミール・クラウスの作品を中心に、彼のもとに集まったベルギーの印象派の画家たち、その源となったフランスの印象派、そしてクラウスに学んだ日本人画家と日本の印象派の作品など合わせて63点を展示します。

ベルギー近代美術史を考えるうえでも、印象主義の国際的な伝播という観点からでも、クラウスは非常に重要な画家であります。また、当時ベルギーに留学中だった太田喜二郎と児島虎次郎は直接クラウスの指導を受け、日本の美術界に影響を及ぼしたという点でも大きな意味を持つ画家です。
しかし、これまでクラウスをテーマにした展覧会が日本で開かれたことはなく、本展はベルギー印象派の作品に触れる貴重な機会となります。芸術の秋、到来。印象派に興味がある方のみならず、行楽も兼ねてぜひ足を運んでみて下さい。

会期:2013年9月14日(土) ~ 10月20日(日)
会場:碧南市藤井達吉現代美術館 (愛知県)

2013年9月2日

映画をめぐる美術-マルセル・ブロータースから始める


詩人として出発したベルギー出身の芸術家マルセル・ブロータース(Marcel Broodthaers 1924-1976)は、1964年頃から美術の領域に身を置き、言語とイメージの関係を扱ったオブジェや写真・短編映画の制作、また公開書簡や出版などの著述活動、さらに美術を取り巻く権威や制度を批判的に検証する虚構性に満ちたプロジェクトなど幅広い創作活動を展開し、戦後美術の転換期に大きな足跡を残しました。
ブロータースにとって映画は重要な表現方法のひとつであり考察対象でした。特にブロータースが映画を「書く」ための方法として位置づけたことは、これまで「視る」ことへ主に意識を傾けてきた映像表現に対して「読む」という視点を改めて強調した、と言えるでしょう。時にユーモアを交えながら言語とイメージの関係を根源的に問うブロータースの実践は、後進の美術家たちに大きな影響を与え続けており、特に写真やビデオ、インスタレーションの手法を用いた表現が急増した1990年代以降の美術動向を理解する上でも、有効な手がかりとなるように思えます。
主に1990年代後半以降、映像表現を手がける美術家たちに見出せるひとつの傾向として、映画の技術や理論、歴史に高い関心を持ち、過去の映画作品をさまざまな形で参照・解読するという創作手法が挙げられます。こうした傾向を視野に入れつつ、今回の展覧会では、ブロータースによる映画に関するテクストやプロジェクトを参照軸とし、そこから引き出される5つのテーマ――「Still / Moving」「音声と字幕」「アーカイヴ」「参照・引用」「映画のある場」――に即して、ベルギーのヴィジュアル・アーティスト、アナ・トーフ(Ana Torfs) をはじめ国際的に活躍する美術家13名によるフィルム、写真、ヴィデオ、インスタレーションなどの作品を通して、映画をめぐる美術家の多様な実践を紹介します。

会期:2013年9月7日(土) ~ 10月27日(日)
会場:京都国立近代美術館

アナ・トーフ(Ana Torfs)
1963年ベルギー生まれ。ルーヴェン大学にてコミュニケーション科学を専攻した後、シント=ルーカス・ブリュッセル美術大学にて映像学を学ぶ。テキスト/言語とイメージとの関係あるいは張力が、それに関連するビジュアル化、解釈および翻訳のすべてのプロセスと共に、トーフの作品で重要な役割を果たしている。インスタレーションでは、スライド投影、音響、写真、フィルムから、ゼログラフィー、オフセット印刷、ジャカード織、シルクスクリーンまで様々なメディアを用いて表現する。