2012年7月23日

カンターテ・ドミノ少年合唱団ジャパンツアー2012

児童から成人までの団員50名で構成されたカンターテ・ドミノ少年合唱団。彼らが日本ツアーを行うのはこれで5回目を数えますが、今回の来日には格別の思いがありました。東京および東北地方を訪れることです。三次災害にまで広がった東日本大震災の後にコンサートツアーを行うことで、長年にわたり合唱の歴史を誇る福島県および宮城県の合唱団と絆をつなぐことができるのは明らかでした。貴重な経験にもなりました。大小合わせて16回に及んだ公演には、青少年を中心に7000人以上もの聴衆が足を運んで下さいました。
合唱団は、まず所沢市で熱烈な歓迎を受け、当地で3日間のホームスティを体験。満員の東京カテド ラル関口教会聖マリア大聖堂でのすばらしいコンサートの後、本ツアーの最終目的地である東北へと向かい、奥会津、会津若松市、仙台市、 山元町および白河市に滞在しました。情熱、愛情そして温情のこもった歌声を響かせてくれました。各地で地元住民と交流して絆をつなぐ日々を過ごしたこと、とりわけ合同コンサートはとても充実した経験となりました。
被災した山元町の海岸地域を目の当たりにした団員たちは、ショックのあまり言葉を失いまし た。震災から1年4ヶ月が経過した今日もなお、当日の状況が手に取るようにわかるからです。カンターテ・ドミノ少年合唱団にとって、被災地を訪れて自分の 目で確かめて現実を知ることは有意義なことです。壊滅的な被害を受けた子供たちのために歌うこと、子供たちと一緒に歌うことができることに感慨ひとしおで、人としての深みや思いやりに気づかされまし た。とりわけ団結と連帯感は強まりました。
また、カンターテ・ドミノ少年合唱団がホームスティしたホストファミリーの方々の熱意、愛情そして真心のこもったおもてなしは、各団員たちの心の奥深くに掛け替えのない思い出として刻まれています。訪問した各校では、合唱したり一緒に余興を楽しんだりと、心温まるひとときを過ごしました。こうした思い出が詰まった今回の来日は、団員のひとりひとりにとって忘れがたいツアーとなりました。

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