2012年4月13日

アントワープ王立美術館所蔵「ジェームズ・アンソール-写実と幻想の系譜-」展

ジェームズ・アンソール(James Ensor, 1860-1949)は、ルネ・マグリットやポール・デルヴォーと並び賞されるベルギー近代絵画を代表する画家の一人であり、仮面や怪物、骸骨といったグロテスクなモティー フを華麗な色彩で描き、人間の心の奥にある偽善や虚飾などの感情をユーモアを交えて表現しています。アンソールは彼らしい想像力に満ち た画面を生み出すにあたって、ブリューゲルやボスといったフランドル絵画のユーモアのある不思議な幻想を終生愛した一方、とりわけ初期の静物画や海景画で は、現実の移ろいゆく光の効果や、卓上の静物の鈍い反射を卓越した技法で写し描きました。
アントワープ王立美術館は、世界で最も質が高くて充実したアンソール作品を所蔵することで知られています。今回、同館が改修するのを機に、優れたアンソール作品のコレクションが一堂に来日し、5都市を巡回します。
本展では、アントワープ王立美術館が誇るアンソールの傑作《陰謀》のほか、発表当時サロンで話題となった《牡蠣を食べる女》、宗教画の代表作《悲しみの 人》など、約50点のアンソール作品に加えて、アンソールに影響を与えたブリューゲルやルーベンスらフランドルの画家や、クールベやファンタン=ラトゥールなど フランスの画家の作品もあわせて100余点を展示します。
同館が所蔵するアンソール作品郡をまとまって日本で見ることの出来る初めての機会となりますので、是非この機会に足を運んでみてください。

2012年4月14日(土) ~ 6月17日(日)
場所 豊田市美術館 
2012年6月30日(土) ~ 8月26日(日)
場所 愛媛県美術館
2012年9月8日(土) ~ 11月11日(日)
場所 損保ジャパン東郷青児美術館 
2012年11月23日(金) ~ 2013年1月14日(月)
場所 岩手県立美術館 
2013年2月8日(金) ~ 3月17日(日)
場所 岡山県立美術館