2010年10月20日

「3 Abschied ドライアップシート (3つの別れ)」

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(ローザス)、ジェローム・ベルそしてアンサンブル・イクトゥスが、マーラーの『大地の歌』最終楽章「告別」に挑戦。
アンサンブル・イクトゥスによりマーラー『大地の歌』の「告別」が演奏される中、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルがソロダンスで介入。そこにジェローム・ベルが割り込み、徐々に型破りな「告別」が展開します。美しくも破天荒な「3つの別れ」。
「3Abschied ドライアップシート(3つの別れ)」は、今年生誕150年を迎えたマーラーの大作『大地の歌』の中で最も長大な最終楽章「告別」を題材にした作品。中国の孟浩然と王維の2つの詩を元にしたこの楽章は、日本でもなじみ深い。ベルギーを代表するダンスカンパニー「ローザス」を率い、長年ダンスと音楽の関係を探り続けてきたアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルにとって、この楽章のダンス化は長年の夢だったが、今回コンセプチュアル・アーティスト兼振付家として世界中で活躍するジェローム・ベルとタッグを組んで、敢然とこれに挑戦した。
世界有数の現代音楽アンサンブル「イクトゥス」によるシェーンベルク編曲の室内楽版の演奏とメゾ・ソプラノの独唱に、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルのソロ・パフォーマンスが組み合わされて生み出された新たなる世界、それは従来にない意欲的かつ実験的な舞台となった。
昨秋来日公演したローザス「ツァイトゥング」では、古典と現代の3大作曲家バッハ、シェーンベルクそしてヴェーベルンの楽曲を用い観客の心に儚い感情を呼び起こした彼女が、奇才ジェローム・ベルと生み出した新たな境地。
ダンスファンだけでなく、クラシック音楽や現代音楽ファンも必見の舞台です。
各日公演終了後、ジェローム・ベルによるポストトークを行います。

撮影:© Herman Sorgeloos

2010年11月6日 - 2010年11月7日
場所 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

2010年10月18日

ボーン・クレイン and SUEMITSU & THE SUEMITH

2007年に日本デビューを果たしたベルギーのポップアーティスト、ボーン・クレインが3年ぶりに来日公演を行います。
エルトン・ジョンやビリー・ジョエルを彷彿とさせる心に響くピアノのメロディー・ラインと極上のポップ・センス、そして独特の歌声で注目を集めるボーン・クレインとグラインド・ピアノ・ロックを掲げ独創的なプレイ・スタイルで人気を博すSUEMITSU & THE SUEMITHが、ビルボードライブで共演します。2007年日本デビュー・アルバム「WALKING IN THE SUN~いちにちのはじまり」がスマッシュヒットとなったボーン・クレインが、末光篤との共同制作となる「ラージャー・ザン・ライフ」、ウェディング・ソングとして人気の「バタフライ」(作詞:木村カエラ、作曲:末光篤)のカヴァーを収録した3rdアルバム「アナトミー」を携えて登場。ベルギ−と日本のピアノマンが贈る最高のピアノ・ポップス。
ここでしか聴くことが出来ない、二人のアコースティックライブを体感出来る一夜だけのスペシャルなチャンスをお見逃しなく。

2010年11月10日
場所 ビルボードライブ東京

くいだおれ太郎Presentsボーン・クレイン限定ミニライブin ZAZA

2010年10月27日にファン待望の3rdアルバム「ANATOMY(アナトミー)」をリリース、11月10日にはビルボードライブ東京にて3年ぶりの来日公演を行うベルギーのポップアーティスト、ボーン・クレイン。
当初、東京だけで公演予定でしたが、大阪でのライブが急遽、決定しました。
東京より一足お先に、ボーン・クレイン単独のアコースティックライブをお楽しみください。心ゆくまでボーンの歌声をご堪能いただけます。
日時:2010年11月6(土) 受付:19:00 ~ 開場:19:30 ~ 開演:20:10 ~
会場:道頓堀ZAZA
但し、今回はご招待客様に限定しておりますので、ご了承下さい。

2010年11月6日
場所 道頓堀ZAZA

2010年10月16日

カルカント・コンサート”オルガンと声”~フランドルと日本の出会い~

オルガンに現代の息吹を送る「カルカント」のコンサート
「カルカント」は古いオランダ語で、パイプオルガンの「ふいご(人力送風機)」を意味します。16 世紀に隆盛を極めたベルギー北部フランダース地方の中心都市アントワープには、歴史的文化遺産ともいうべき教会が数多く存在します。それらのオルガンに現代の息吹を送ろうとする「カルカント」の活動は、発足から15年を経てヨーロッパでは広く認められるようになりました。
日本ではオルガン音楽は重厚壮大なものと考えられがちですが、このコンサートを通じてフランダースの古典をはじめとした音楽を身近に感じていただければと思います。

2010年11月1日
場所 日本聖公会 聖パウロ教会

2010年10月15日

ベルギー絵本作家展 〜ガブリエル・バンサンとベルギー現代絵本作家たち〜

ベルギーは多彩な言語と古い歴史の中で、独特の絵本文化を育んできました。国民的作家ガブリエル・バンサンを回顧するほか、活躍中の絵本作家13人の原画を、ベルギーの子どもの本の移り変わりとともに紹介します。
20世紀初頭、人気漫画シリーズ「タンタン」や「スマーフ」を生み出したベルギー。絵本の世界でも、2000年に惜しまれつつもこの世を去ったガブリエル・バンサンをはじめ、21世紀に入ってからの躍進がめざましいイングリッド・ゴドン、ヒド・ファン・ヘネヒテン、カンタン・グレバン、若手アーティストのカルル・クヌートやキティ・クローザーなどによるユニークな作品が次々と出版されています。テーマやテクニックの面でも新しい地平を切り開いてきたベルギーの絵本はヨーロッパはもちろんアジア各国でも読まれており、BIB世界絵本原画展やボローニャ国際絵本原画展でも評価が高まるばかりです。
このような背景のなか実施する「ベルギー絵本作家展」は、日本で初めて本格的にベルギーの子どもの本の世界を紹介する展覧会です。
本展は三部構成になっており、まず第一部では、メーテルリンクの「青い鳥」、ベルギー絵本の源流とも言える「タンタン」や「スマーフ」などを中心にご紹介します。
続いて第二部では、「くっきりとした線と鮮明な色使い」が特徴的なゲルマン系(北部オランダ語圏)と、「やわらかな線と色彩」が魅力的なラテン系(南部フランス語圏)とに分けて、現在活躍中の作家をご紹介します。
そして第三部では、日本でも絶大な人気を誇るガブリエル・バンサンを回顧する内容です。
ぜひこの機会に、ベルギー絵本の魅力をお楽しみ下さい。

掲載作品
ヒド・ファン・ヘネヒテン
「シロクマくんの ひみつ」
2003年/カラーインク
©Guido van Genechten

2010年11月1日 - 2011年1月19日
場所 北海道立帯広美術館

2010年10月2日

フランダースの光  ベルギーの美しい村を描いて

19世紀末から20世紀初頭にラーテム村に集った芸術家たちは、その美しい風景と素朴な村人をモデルに数多くの作品を制作しました。彼らは「ラーテム派」と呼ばれ、ベルギー美術史において重要な役割を果たすことになります。ラーテム派は各々の作風こそ個性的なものですが、その根底に共通するのは村人や画家同士の交流を通して見出した心の解放でした。人物や自然を素直な視点をもって表現する、思想にとらわれない自由な感覚こそがラーテム村の芸術の魅力といえるでしょう。

ラーテム村の精神的支柱で象徴主義の彫刻家ジョルジュ・ミンヌ、印象派の影響を受けた光り輝く絵画様式リュミニスムの代表エミール・クラウス、表現主義をベルギーに持ち込んだギュスターヴ・ド・スメットやフリッツ・ヴァン・デン・ベルグ、そしてベルギーへ留学してクラウスに師事した日本人画家・太田喜二郎と児島虎次郎など、本展覧会では日本初公開作品を含む14作家・約90点の絵画・彫刻作品によって、ラーテム派の芸術を体系的に紹介する日本で初めての機会となります。フランダースの田園風景を描いた作品を愛でつつ、ゆったりとした時の流れを味わってください。

2010年10月31日 - 2011年1月10日
場所 奥田元宋・小由女美術館

2010年10月1日

東京アートミーティング  トランスフォーメーション

生きることは変わること。「変身ー変容」をテーマに15カ国20組のアーティスト達の展覧会。ベルギーからはヤン・ファーブルが出展いたします。
身体にまつわる変容のイメージは古今東西、多くつくられてきました。人間が「人間以外のもの」に変わることは何を意味するのか。動物、想像上の生き物、ロボットやサイボーグへの変身……。整形手術、遺伝子操作や臓器移植による変容……。これは最近、エコロジー、原初性への回帰、未来に向けてサバイバルをかけた新たな人間性の探究などと共に、現代アートにおいて大きなテーマとなっている。本展は、分野を横断(クロスディシプリナリー)する試みとして、「拡張する芸術」をキーワードに人類学者の中沢新一氏と恊働することで、現代アートに新たな視点を導入。現代アートに加え、歴史的な美術作品、サブカルチャー、アーカイブ資料なども横断的に展示を予定しています。

◎ヤン・ファーブルのパフォーマンス
10月29日〈金〉 20:00–
*同日は、20:00まで「トランスフォーメーション」展をご覧いただけます。

撮影: ヤン・ファーブル《第15章(ブロンズ)》2010 ©JAN FABRE-ANGELOS

2010年10月29日 - 2011年1月30日
場所 東京都現代美術館