2009年2月28日

「コレクションでたどる姫路市立美術館の25年III 写実と幻想 -ベルギー近代の美術-」展

19〜20世紀のフランドル美術を代表する作品を姫路市立美術館にて公開。3月20日には当センター館長によるレクチャーを開催します。
姫路市立美術館は、今年度で開館25周年を迎え、これを記念して3回のシリーズでコレクションを紹介しています。
かつてフランドル絵画として隆盛を誇り、数多くの巨匠たちを生み出したベルギーの美術界は、19世紀後半から再び優れた画家を輩出します。この時代を彩るのは、当時の社会の現実を描き出した写実主義の画家たちや、彼らとは逆に想像力の世界を描いた象徴主義の画家たちなどです。一見相反するように見える両傾向を描いた画家もおり、表面的な違いとは別に、共通性も持っています。20世紀に起こったベルギー表現主義は、この2つの傾向を受け継いでいます。また、デルヴォーやマグリットの作品で有名なシュルレアリスムは、現実とは何かをつきつめていった結果、幻想的な表現に行きつきました。ベルギーの近代美術は、様々な意味で写実と幻想の間を行くものだったと言えるでしょう。
この展覧会は、姫路市立美術館のコレクションで、19世紀から20世紀のベルギー美術の流れを振り返るものです。

講演会「19〜20世紀におけるフランダースの歴史と美術」
日時 3月20日(金・祝) 午後2時(開場は午後1時30分)
講師 ベルナルド・カトリッセ(フランダースセンター館長)
場所 美術館2階講堂
参加方法 当日先着100名、入場無料

画像:クラウス「フランドル地方の収穫」(1904年頃 油彩・布)

2009年3月14日 - 2009年4月15日
場所 姫路市立美術館 企画展示室

2009年2月25日

ジョス・ファン・インマゼール公演(東京)

生命感と躍動感溢れるハイドンの音楽を携えて、ジョス・ファン・インマゼールが来日します。
2009 年に没後200年を迎えるフランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)。今回の公演は、フォルテピアノ奏者、ジョス・ファン・インマゼールによるハイドンの曲目を中心とするプログラムで、ハイライトは1786年に作曲された「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」です。近年、指揮者として 活躍しているファン・インマゼールが、5年ぶりに東京でリサイタルを行います。

プログラム:
ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.XVI-48
ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
ハイドン:ソナタ ロ短調 Hob.XVI-32
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉

関連公演情報:

2009年3月10日(火)
ジョス・ファン・インマゼール
チェンバロ・リサイタル
武蔵野市民文化会館 小ホール 19:00開演

2009年3月14日(土)
ジョス・ファン・インマゼール&金子陽子
デュオ・コンサート
武蔵野市民文化会館 小ホール 19:00開演

2009年3月12日
場所 トッパンホール

2009年2月21日

「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」展

ベルギー・フランダース生まれ、メキシコ在住の現代アーティスト、フランシス・アリスが参加。
インシデンタル(incidental)とは、「偶発的な」と「とるに足りない」などの意味を持ちます。
日常生活の中で私たちを取り巻く物事は、刻一刻と変化し、その変化や偶発性をうつろいゆく美として捉えることで、普段の何気ない事柄が新たな美意識として甦ります。
本展では、この「インシデンタル」という言葉をキーワードに、国内外で活躍する現代アーティスト17名の作品を通して、現代の新しい美意識を探り、私たち の日常的な感覚の中に潜む新たな価値観や感覚を呼び起こします。

画像: Francis Alÿs In Collaboration with Rafael Ortega Cuentos Patrióticos (Patriotic Tales) 1997 金沢21世紀美術館蔵
Single channel video installation and one framed text panel installation view at the Sammlung Goetz, May 26 - October 11, 2008
Courtesy Sammlung Goetz and David Zwirner, New York
Photographer: Nic Tenwiggenhorn, Berlin

2009年3月7日 - 2009年5月10日 
場所 サントリーミュージアム[天保山]

2009年2月15日

パイプオルガンと声楽アンサンブル〜ぺーテル・ヴァン・ドゥ・ヴェルデ&声楽アンサンブル カメラータ神戸

アントワープのオルガニストと神戸の声楽アンサンブルによる共演。
パイプオルガニストのぺーテル・ヴァン・ドゥ・ヴェルデはアントワープ近郊に生まれ、9歳からオルガンと共に歩んでいます。現在はアントワープ・ノートルダム大聖堂の常任オルガン奏者として活躍し、アントワープ・サン・ミシェル教会のオルガニストも 務めています。今回は、1995年から幅広い音楽活動を続けている声楽アンサンブル、カメラータ神戸と共演します。
曲目
アヴェ・マリア集
ラシーヌの雅歌
ルックス・イン神戸ミサ曲 他

2009年3月5日
場所 ベガ・ホール